涼宮ハルヒ

涼宮ハルヒが、「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶこと」を目的に設立したクラブ「SOS団」のメンバーを中心に展開する、「ビミョーに非日常系学園ストーリー」。物語は、主人公である男子高校生キョンの視点から一人称形式で進行する。地の文はキョンの心の中の言葉である場合とキョンのセリフである場合があり、鍵括弧等で区別されていない。

「東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」原作は既刊9巻(2010年1月現在)。単行本の表題は『涼宮ハルヒの○○(漢字2文字)』(以下、単行本の表題は『○○』と略す)。雑誌『ザ・スニーカー』の連載を初出とする作品と、書き下ろし作品を含む。

全宇宙に広がる情報系の海から発生した、非常に高度な知性を持つ情報生命体。実体を持たず、いかなる光学的手段でも観測することは不可能。有機生命体と直接コミュニケーションできないため、長門をはじめとする対人間用インターフェースを派遣した。自律進化を遂げる手がかりとして、ハルヒを観察している。シリーズ9作で累計580万部(2009年6月の時点)の売上げを記録した。『このライトノベルがすごい!』 2005年版から4年連続でベスト10入りした唯一の作品であったが、新作が長らく発表されていないため、2009年版では対象から外され、連続ランクイン記録もストップした。

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